シルエット
モダン・ブリティッシュ
正統派ブリティッシュスーツを
現代風にアレンジ
クラシックなブリテッシュスタイルに現代的なテイストをブレンドしたモデル。従来からある重厚な英国風仕立てをアレンジして薄目のパットやソフトな毛芯を用いています。
ロンドンのサヴィル・ロウに名を連ねる老舗テーラーが作るクラシカルなブリティッシュスーツは、ドレープ感のある胸まわりとボリューム感のある肩パッドを使用した構築的な作りが特徴的ですが、これに狭めの肩巾と短めの着丈、キュッと絞ったウェストライン、細い袖といったトレンドをうまくミックスしたのがモダンブリティッシュスタイルです。
クラシコ・イタリア
遊び心が感じられる、エレガンスでセクシーなスタイル
クラシックを意味する「クラシコ」。クラシコ・イタリアとはその名の通り、イタリアの定番的なスタイルを指します。
イギリス特有のかっちりした作りと比べ軽やかな印象で、広めの肩巾に広めのラペル、薄めの肩パッドをいれたナチュラルショルダーに、高めのゴージライン、そして強めのウェストラインの絞り、ウエストから裾にかけてのきれいなフレアードライン。
これらのテイストが特徴で、胸板を厚く、男らしさを強調したスタイルとなっています。 軽やかで着やすいので、20代~50代と幅広い年齢層の方にご着用していただけます。
ナポリタン・クラシコ
まるでシャツを着ているような着心地で「軽さ」を追求したスタイル
ナポリスーツの特徴である「マニカ・カミーチャ(シャツ袖)」を採用。肩パッドを省き、肩周りは多く生地をいせ込んでいるため、着用感は肩口が非常に楽になります。
クラシコ・イタリアのラインを継承したハイゴージにウエストを高い位置で絞ってボディラインにフィットさせた美しいシルエットが特徴です。
出来るだけ副資材を省いた仕立てにより、 軽くそして快適に着用いただけるスーツです。
アメリカン・トラディショナル
今でもそのスタイルを守り続けるアメリカの伝統的スタイル
アメリカで産声をあげた伝統スタイル、またこだわりを持つファンが一番多いのもこのスタイルです。
スタイルの基本は「3ボタン段返り」真ん中のボタンを掛けると第一ボタンがラペルの裏側に隠れる仕立てになっています。
ジャケットのシルエットはウエストラインを絞る為に入れる胸ダーツを廃したボックスシルエットが特徴的です。肩は丸みを帯びたラグランパットを用いたドロップショルダーになっており、ベントは従来のセンターベントより強度を増した鍵状のフックベントが基本的な形です。
ラグジュアリーモーダ
キーワードは「スリム」「シャープ」「直線的」
モード界をリードする華やかなD&GやGUCCIの斬新なデザインを採り入れた、よりエレガントなシルエット。
タイト感ある着こなしを重視する世代からは圧倒的な支持を集めています。
ニュー・ブリテッシュ
ドレッシーな印象を与え、大人のエレガントを表現できるスタイル
英国サヴィル・ロウの伝統的でスタンダードな風格ある雰囲気を現代のフィルターを通じて手直しされたニュー・ブリティッシュスタイル。 カッチリ感を強調する肩にはしっかりしたパットが入り、よりボリューム感を出した胸回りが特徴のモデル。構築的で時代に左右されない普遍的な顔つきですが、着心地はたいへんソフトで機能的です。
ビルドアップしたショルダーラインと、強く絞り込まれたウエストラインが斬新な新英国モデル。長めのVゾーンから続くラウンドの大きなカッタウエイフロントが、シャープな印象を醸し出します。
ニューティピカル
曲線的なフロントカットが特徴最新スタイル
狭めの肩巾、高いめの第一ボタンが特徴の、ウエストラインはシェイプされた最新のモデルです。
毛芯は馬の尾(バス毛芯)を使用し、型くずれを防ぎ、より立体感のある仕立てを実現しています。
イタリアンソフト
軽くて柔らかいエレガントなスタイル
ジョルジオアルマーニに代表されるソフトな曲線と着やすさを追求した大人のエレガントなシルエットです。
ユニバーサル
スタンダード
年代を問わないスタンダードな万国共通スタイル
英国ブリティッシュを原型に、極端な特徴を省き、ナチュラルなショルダーラインとウエストラインで着心地を重視したスタイル。
極端な特徴を省いた分、行き過ぎのないアレンジが可能になり、最もスタンダードな万国共通なシルエットです。
ダンディスタイル
しっかりとしたパットを仕込んだコンケープドショルダーに加え、胸のバルカポケットや腰ポケット巾も広めに設定し、クラシックな雰囲気に仕上げました。
人間の腕の動きを計算した、ややカーブさせた腕のラインは着心地も抜群。
何よりも、ぐっと絞り込まれたウエストラインは映画「007」シリーズのダニエル・クレイグを彷彿とさせるスタイルです。
アスリートモデル
「鍛え上げたボディゆえ、普通の型では合わない」という方にオススメ
ジムで鍛えているの方の特徴として、胸の筋肉が大きくウエストが細い「逆三角形のマッチョ体型」の方が多いのではないでしょうか。
そのような体型の場合、バストでサイズを合わせるとウエストが大きくなり、ウエストでサイズを合わせると、バストがきつくなる場合がほとんどです。
そんな体型の方に対応できるのが「アスリートモデル」。
従来のブリティッシュモデルやクラシコイタリアと比べ、バストとウエストの差寸(ドロップ寸)が大きく、ウエストのくびれが綺麗に見えます。また上腕の筋肉が発達している場合も多いことも特徴です。アームホールや腕幅のゆとり量を増やし、腕の上げ下げをスムーズにできるように工夫。さらにVゾーンを少し深くする(ボタン位置を少し下げる)ことで、胸板が圧迫されず鍛えた身体を自然に強調できます。