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58歳、流行カラーに挑戦してみるっ!(その2)
大谷くんがレッドカーペット上で着てたやつや、ラルディーニの広告に出てたスーツ。
どちらもが「ブラウン」なんですけど、このブラウンっていう色が少し厄介な存在。
ブラウンという色から受ける印象ってどんなのがあります?
・土や木の色=自然の色=アースカラー
・「温もり」や「落ち着き」を感じる
・「親しみ」を感じる
というポジティブな印象がある一方
・「渋い」「地味」
といったネガティブな印象もあります。
なのでブラウンという色をいい意味で活用しようとすると、
かしこまらず、適度な抜け感が出せて親しみやすい印象づくりができます。
しかし我々50代、とりわけその後半以降の年齢になるとちょっと注意が必要でして、
ネガティブな印象、つまり「渋い」「地味」というところがクローズアップされてしまうと
ひと言で言えば
なる恐れアリ💦
大谷君みたいに若ければ若々しさがある分「渋さ」や「落ち着き」といった印象は
いい感じにブレンドされますが
「衰えた肌ツヤ」
「白髪」
「目立ち始めたシワ」
を抱えたワレワレの場合、ブラウンの持つネガティブな印象が増幅されてしまうんですなあ、哀しいことに。
なので着用には細心の注意と、コーディネートに気を配る必要があります。
そういうことを踏まえた上で、ワタクシも久しぶりにブラウンスーツ、作ってみることにしました。
使う生地はウールとポリエステルを混紡した「COOL MAX」
ほどよく清涼感がありながら艶が綺麗な生地です。
この生地を使って、アメリカのドラマ「SUITS」の主人公ハーヴィーが着ていた
スーツのモデル(トム・フォード)に近いデザインで作ります。
特徴は広めの肩、しかもコンケープドショルダーと呼ばれる
盛り上がった形で、男らしい力強さを感じさせます。
さらに広めのピークドラペル、細めでバナナスリーブと呼ばれるカーブの
ついた袖のシルエット。
くびれた胴まわり。
チェンジポケットも合わせて幅広の脇ポケットも、このモデルの特徴です。
そのあたりも再現するようにしました。
さらにパンツ。
トムフォードもそうなのですが、ベルトループをつけずに脇尾錠で調節するようにしました。
実際のトムフォードはパンツのシルエットがゆったりしていますが、今回は以前ブログに書きました
広めのウエストバンドのこのモデルで作ってみます。
このパンツのシルエット、カッコいいので、これから積極的にご案内していきます。
さあ、どんな感じで仕上がるでしょうか?
約一ヶ月後が楽しみです。
上がりましたらまたご紹介しますね🤗