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母校で一日講師を務めてきました

私が通っていた中学校からご依頼をいただき、一日講師を務めてまいりました。

中学3年生が対象で、

「OBやOGが歩んだ道を語り、将来の職業選びの参考にする」

という授業です。
私ごときの話が現役中学生の参考になるのか、また現役生から見て、
私なんぞ「キラキラした憧れのOB」でも何でもなく、お話しさせていただく
価値があるのか甚だ疑問ですが、いわゆる

「しくじり先生」

的な「こんな風になっちゃダメだよ」方面の話として有益なのかも知れません💧

でも実は今年で5回めのご依頼、何かの参考になれば、
何らか現役生のお役に立つならいいなと思って毎回、全力でお話しさせていただいてます。

講義のタイトルは

アンジェラ・アキさんの歌に「手紙~拝啓15歳の君へ」 というのがありましたが、あれよりだいぶ
オッサンからのメッセージになります。
中学3年生の生徒たちのお父さんより私の方が年上ですもんね、どう考えても💦

この頃、私が考えていた自分の未来と40年(厳密に言えば43年💦)経った現在とどう違っているのか
自分自身の答え合わせとしても、この講義は楽しいです。
毎年少しずつ修正をしながら、パワポを作り替えております。

当店では毎月、お客様にニュースレターをお送りしておりまして、その裏面に
「テーラー夙川版 私の履歴書」
という日経新聞のパクリのようなコラムがあり、現在は私が担当しているのですが、
現在はまだ高校生の頃の話。

近い将来、この写真のような生々しい話が出てくるのですが💦
私の人生って、振り返ってみれば辛いことばっかりだなあ、と。

一回の講義時間は50分。
やってみれば分かりますが、かなり体力を消耗します。

昔、当時の先生方は、私たちにその体力を振り絞って様々なことを
教えて下さっていたんだなあ、と今さらながら感謝の念が湧いてきます。
3回、講義をやればヘトヘトになりました。

キリスト教教育の母校
「チャペル」と呼ばれる講堂の背にはご覧のステンドグラス。

これ好きだったなあ、と懐かしい気分になりました。


学校関係者の皆さま、今年も貴重な機会をありがとうございました。
学校の名を汚すことのないよう、OBのひとりとして正しく生きてまいります。