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オーダーシューズ採寸会やります!
昨年のこの時期に初開催してご好評をいただいた
【オーダーシューズ採寸会】
今年もやります。
当店のオーダーシューズは山形県にある宮城興業謹製の誂え靴。
(山形の宮城ってちょっとヤヤコシイですケド)
以前、メンズファッション雑誌「Men’s EX」で取り上げられ、
メーカー別評価で5人の評論家や靴職人が、日本と海外の靴メーカー
5社の製品評価をしておりましたが、英国チャーチや米国アレン エドモンズを
差し置いてダントツの高い評価を受けていたのを覚えています。
その時に記事を引用すると、専門家の評価として
「見ていて痛々しいくらい手をかけています。
釘の打ち方、コバの仕上げなどひとつ取っても、この価格とは思えない」
「縫いや仕立ての丁寧さは正直10万円台の靴にも負けていません。
この価格帯としては驚異のスペック」
などと書かれておりました。
宮城興業さんの靴は伝統的な製法
「グッドイヤーウエルト製法」
を採用しております。
靴には色々な製法がありますが、グッドイヤーウエルト製法は耐久性が高く
履きこむほどに足に馴染み、またソールの交換が基本的に何度もできるので
長く愛用できます。
さらにリペアの体制も非常にしっかりされているので、
修理や調整はきっちりとしてくれるのも魅力です。
ベースとなる木型(ラストと呼ばれる)は3種類ご用意。
エッグトゥ…………シューズのつま先部分(トゥ・ライン)が卵型をした形状。
そのようなデザインをした靴自体を示す。
チゼルトゥ…………先の形状が立体的に角ばっているものを指します。
チゼルとは工具の「のみ」のこと。
角ばった様子が「のみ」に似ていることからこの名前が付いた
と言われています。
MD型 ……………オールデンの形に似たボテっとしたフォルムの形状。
シルエットはこの3種類。
モデルは約60種類の中から選べます。
とても紹介し切れんですが、こんな感じのモデルが約60種類あるわけですわ。
革もたくさん、ソールもたくさん、色々選べてオーダーできます。
表革も裏革も色々ありますよ。
私は黒のスエードを使って、丸みを帯びたエッグトゥ、そしてデザインはダブルモンクストラップで
作ってみました。
いい感じでしょ?
表革だとスッキリとして、少しかしこまった雰囲気になりますが
裏革だといい感じにドレスダウンして、カジュアルな雰囲気が出ます。
また温かみもありますから、毛足のある素材のスーツ、すなわちウールフランネル
なんかとの相性がいいです。
合わせて着てみました。
このスーツ、ワイシャツ、ネクタイをキッチリと合わせて、表革の靴で合わせて
これとまったく違った感じで普段は着てるんですけど、こういう合わせ方もできるんだな、と。
ちなみに価格は39,000円(税別42,900円)〜
(選ぶ革、デザイン、オプションの有無で割増もあります)
で、話は長くなりましたが、オーダーシューズ受注会やります。
令和6年1月24日(水)・27日(土)・28日(日)
2月2日(金)・3日(土)・4日(日)
ぜひご高覧いただけると嬉しいです。