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今年もよろしくお願い申し上げます
新年を迎えることができました。
今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
今年は元旦から大地震、そして2日は航空機事故、そして3日は小倉の火災と
とんでもない事件が新年早々、立て続けに起こってしまいました。
被害に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げますと共に、
皆さまの安全と被災地の一日も早い復興を心からお祈り申し上げます。
当店は4日から営業を開始させていただきました。
開店に先立ち、今年も私と店長山内、氏神様である越木岩神社に初詣に行きました。
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越木岩神社に初詣に来るのは5年連続。
当店は、その2ヶ月前にオープンしたので、もう6年目になるんだなあとしみじみと実感……
店長山内がまずは茅の輪くぐり。
作法が分からず、スマホでしきたりを確認しつつのたどたどしいくぐりっぷりでした。
(早よせえっちゅうねん(笑))
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無事、ふたりともくぐり終え、参拝完了。
ホッとして記念撮影。
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越木岩神社は巨岩を祭る神社。
ご神体は周囲約40m・高さ10mの大怪石(花崗岩)である一大霊岩。
酒米を蒸す時に使う「甑(こしき)」という道具に似ていることから「甑岩」と名づけられたとのこと。
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夙川は昔から綺麗な川で、透き通った水の流れに、川底の白い砂がキラキラと輝いていました。
この川は「こしき岩」のあたりから流れ出ているといわれていました。
人々はこしき岩を神さまの岩として大切にしてきました。
そこから流れてくる夙川ですから、綺麗なのは当然でした。
今でも岩の側に綺麗な湧き水が出ています。(越木岩神社ホームページより抜粋)
今から400年程前、大阪城の石垣を築く工事が始まった頃の事です。
日本全国のお殿様が家来に命じて、あちらこちらの山を探させ、大きな石を見つけては大阪へ運んできました。
あるお殿様が、この甑岩に目を付けました。
「あんな大きな石なら、城の石垣にすれば、さぞ見事なものであろう。是非もっていって、手柄にしたい。 早速切り出せ。」
それを聞いた甑岩の村の人たちは心配しました。
「この岩は昔から白い龍が住み着いている神さまの岩だ。これを割って、ここから運び出すようなことをすれば、どんなたたりがあるやもしれん。お願いです。おやめ下さい。」
村の長老達は必死になって役人に頼みました。
けれども役人達は、この申し出に耳を貸そうとはしませんでした。
「お殿様の言いつけだ」と、大勢の石切職人がいっせいにうち下ろした槌の音で、ノミが岩に食い込みました。カーン、カーンと響く音は、山々にこだましましたが、見守る村人の耳には、山鳴りの音のように無気味に聞こえるのでした。(写真は当時の切り出し跡)
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「これは大変だ。必ずたたりがあるぞ。」
大声で怒鳴りましたが、石切職人たちの耳には届きません。
ノミを打つたびに火花が散ります。
それがだんだん激しくなり、そのうちに岩の裂け目から白い煙が吹き始めました。
おそろしい事が起こるに違いないと思う間もなく、その煙が白色から黄色へ、そして赤に、それから青、黒へと変わり、それらが入り交じって、ものすごい勢いで音を立てて吹き出しました。
その熱気は、不思議な力をもっていて石切職人達は手足をふるわせ、苦しみもだえ、斜面を転がり落ちました。そして、やがて息絶えてしまったのです。
その様子を見た役人達も、さすがに震え上がり、命からがら逃げ出しました。
こんな事があって、甑岩はいっそう人々から大切に思われるようになりました。
今でも大岩にはその当時のノミの跡が一列にのこっています。
(西宮ふるさと民話 出典:西宮市ホームページより)
そばに立てば分かりますがご神体の岩は本当に大きく、これを切り出したとして、どうやってブルドーザーやトラックもなしに運んだんだろうと思います。
海まで運べば船を使って大阪城まで運ぶことはできたんでしょうが、ここから海までは結構な距離がありますもんね。
夙川は浅いし、とても船が乗り入れるような流れではないから、やはり人力で運ぶ手はずだったんでしょうか。
運ばれなくてよかったですが、それをやろうとした当時の人間の凄さを感じました。
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