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新年を迎えることができました
代表の高橋 秀明です。
今年は元日より大変な出来事が、石川県を中心とする地域で起きてしまいました。
被災された方々には心からお見舞い申し上げるとともに、復興に尽力されている皆様には
安全に留意されご活躍されることをお祈りいたします。
さて、今年はコロナ禍から脱して最初のお正月。
そのせいか初詣で参拝された人の数は、久々に多かったです。
タカハシ家の元日は父の代から、生駒山にあります日下不動尊という小さな寺社で
護摩行を行うのが習わしです。
なので私は生まれてこの方、欠かさずそうやって元日を過ごして来ました。
今年も家族を連れて13時からのお勤め、やってまいりました。
そのあとは京都に向かい、下鴨神社に初詣に行くのも習わし。
これは下鴨神社の入り口から本殿に向かう参道にできた長蛇の列💦
こんな長い行列、久々に見ましたよ。(゜゜;)
でも長いコロナ禍、人がいない下鴨神社も見て来たので
長い行列も楽しかったです。
本当なら甘酒のひとつもいただきたかったトコロですが、
18時から今年は大阪千里山に住む姉の家で、姉の家族や母、そして
妹も一緒に食事会をやるので、とっとと帰阪。
この会では「おせち料理」を用意して持参するのが長男である私の役目。
毎年、色々なところから取り寄せをするのですが、今年は京都三条にある
「はりまやダイニング」さんのおせちを購入し、持参してきました。
はりまやダイニング、と聞くと当店のお客様で毎月ニュースレターをご購読
下さっている方はピーン、と来られる方もいらっしゃると思いますが、先月号で
私がお店の紹介をしていた料理屋さんです。
こちらのお店は私の学友で、京都五条で360年続く料亭「京料理 はり清」の現店主、
森本くんの弟さんがされている少しカジュアルに料亭の味を楽しめるところ。
今年は彼におせち料理をお願いしました。
お味ももちろんよかったですが、見た目も綺麗で繊細。
森本くん、どうもありがとうございました。
ごちそうさま。
ちょっと嬉しかったのは母が作って来てくれた「棒鱈(ぼうだら)の煮物」
棒鱈なんて召し上がるお家は少ないと思いますが、棒鱈とはマダラを干した保存食。
そのままでは硬くて食べられませんし、干したものを戻すだけで毎日水を換えて1週間かかるという
手のかかる食材。
そのくせ我が身はまったく味もコクもないという厄介な存在。(笑)
それを味付けて煮物にしたのがこの料理なのですが、母がおばあさんから引き継いだ味らしく、
子供の頃から正月には必ず作ってくれてました。
この味が今年もいただけてとても嬉しかったです。
それと姉が作ったキュウリの和え物。
これは姉がひきついだ母の味なのですが、スライスしたキュウリにクラゲを混ぜて、マヨネーズで和えたもの。
普通、酢の物として出されることが多いけど、母はなぜかマヨネーズで和えるんですよね。(笑)
でも懐かしい、とても懐かしい味がしました。
今年は新年から能登地方で大変な地震が起き、波乱の幕開けとなりました。
皆様のご安全を心からお祈りしております。
今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。