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広島訪問
進むべき道に迷って広島へ。
なぜ広島なのか?
それは新人時代からお世話になっている「洋服業界の師」と仰ぐ方がいらっしゃるから。
その方は激動の洋服業界を戦い、牽引し、現在はスタンスを変えられて
人々を健康にするべく「ウォーキングシューズ」の世界でエネルギッシュに活動されている
快足屋の代表、住田会長。
いつもパワフルに夢を語る方。
たくさんのご経験をお持ちであるが、決して他人を非難せず、否定せず、
心に刺さるアドバイスをくださる方。
そんな住田会長に会うために広島へ向かったのだ。
待ち合わせの場所は広島駅構内の立ち食いうどん屋さんの前。
ちょうどお昼どきだったこともあり、会長と一緒にうどんを食べた。
広島には何度も来ているが、そういえばうどんを食べたことはなかったなあ、なんてことを考えつつ、
本当は新幹線でサンドイッチを食べていたのだが、広島うどんもいただいた。
広島のうどんは大阪のうどんと同じく、色が薄くてダシが美味い。
うどんのコシも柔らかすぎず、硬すぎず、ワタクシにはちょうどいい塩梅だった。
うどんを食べたあとは電車、バス、そして広島名物と言ってもいいくらい充実している路面電車に乗って、
3軒運営なさっている会長のお店に、それぞれ案内して下さった。
まずはラクア緑井という商業施設内にある「KAISOKUYA PRO」へ。
歩いて元気になろう‼︎って書いてあるが、おっしゃる通り、ご老人が歩けなくなると急に体力が低下して
寝たきりになったり、そのまま命を落とされることにつながることが多いので、自分の足で歩くことは
本当に大事だとつくづく思う。
ワタクシの母も先日、家庭菜園に行った際に転んだらしく、手首を骨折したのと顔を打ったことで前歯が折れちゃったとのこと。
思っている以上に足が弱っていたのだろう、最近はちょっとしたことで転んでしまうらしい。
店内にズラリと並ぶウォーキングシューズや歩く際に使う道具を見ていたら、何だか無性に母に会いたくなった。
ラクア緑井を出て、バスに乗って向かったのは快足屋広島本店。
先程のPRO店とはまた異なる、より親しみやすさを覚える女性店長さんが優しく迎えてくださるお店。
最後に向かったのは西広島駅そばにある、一番新しいお店である快足屋ウォーキング店
ノルディックウォークって分かります?
スキーで「ノルディック」ってよく聞きますが、直訳すれば「北欧の、北欧風の」ということ。
スキーで言えばスキージャンプのクロスカントリースキーとの複合のことを表し、
ノルディックウォークと言えば、そのスキーのクロスカントリーのときに腕に持ってる「ストック」みたいな棒を両手に持って歩くことを表すようです。
使い方を住田会長自ら指南して下さいました。
両足に加えて2本のストック(って言うのかな?)を持つことで、4本足になったような安定感が得られるとのこと。
まさにワタクシの母のリハビリにはもってこいではないですか。
なので母の分と「ワタクシも一緒に歩こう」と思って自分の分と2セット、買わせていただきました。
いつかワタクシ達もノルディックウォーク大会に出場したいと思います。
会長はイベントでたくさんの方々を引率して、定期的に歩かれているんだそうです。
根底にあるのは「歩いて元気になろう‼︎」と額に書いてあった様に、歩くことでたくさんの他人を健康にしたいという深い愛情。
それを感じるから、みなさん住田会長のことが好きなんだろうなあ。
で、相談に来た話。
ちょうどいい感じの焚き火が西広島駅前の広場にあったから、そこに座ってウィスキーをいただきながら
お話しさせていただきました。
会長のご経験から下さる様々なアドバイス、とても刺さるお話ばかりでした。
焚き火を囲むとどうしてこんなに心が和むのか。
おかげさまで私の迷いは吹っ切れ、新たな挑戦をする決意ができました。
業界発展のために誠心誠意、尽くします。
住田会長、どうもありがとうございました。
これからも末永くご指導のほど、お願い申し上げます。